Rie-Zone

1/6のドール、ジェニーフレンド「リエ」のためのブログです

2022年04月

アルカイックスマイル

今回はお気に入りのESCリエ、何度目かの登場です。このリエは髪色、髪型と彩色のバランスが良く、とても写真が撮りやすいのです。どことなく上品な顔立ちで角度によっては口元が微笑んでいるようにも見えます。まるで古代ギリシア由来のアルカイックスマイルですね。純白のドレスを着て聖火の採火をすると似合いそう。とはいえアイプリが黒中心なのでどこか神かがっているというよりも、血の通った親しみやすさを感じます。人形なのに血が通っているとはおかしなハナシではありますが、それがリエという存在の不思議なところ(笑)。

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アリス的なリエ

アリスと言えばもちろんルイス・キャロルの不思議の国のアリスのこと。テニエルの挿絵は有名ですよね。今回のリエはキャスコレ26にインスパイアされたオーダー子です。厳密に言えばテニエルのアリスとは全然違うのですが、私の中のイメージとしてはアリスということでご了解ください(笑)。それはともかく、ここで登場するリエはかなりの確率でしばらくぶりなので、当然髪の毛やアイプリなどには埃が付着しています。撮影前にはブロアやブラシ、アルコール付きの綿棒などでクリーニングしますが、果たして撮影してみると肉眼では見えない程のホコリが、高精細な機材のおかげで無常にもしっかりと写ってしまいます。そんな時にはふたたびクリーニングして撮影するのも癪なのでフォトショでデジタルクリーニングですね(笑)。まあホコリが目立ちにくい角度でのライティングという方法もありますが。

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スコットランド国立美術館展へ行ってきました!

上野の東京都美術館で開催中の「スコットランド国立美術館〜美の巨匠たち」へ行ってきました。一言で言えばお宝満載、ヴェロッキオのテンペラ画からモネに至るまでの名作がズラリと展示されていました。個人的にはラファエル前派のミレイ(落穂拾いのミレーにあらず)の少女像「古来比類なき甘美な瞳」がお気に入り。あとはゲインズバラの肖像画も素敵でしたね。ところでスコットランド国立〜ということはイングランドではないという認識で良いのでしょうか。美術鑑賞のあとは館内のレストランにてコラボメニューをいただきました(笑)。

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コラボメニュー 骨つきラムが美味!

真珠の首飾りの少女

というとフェルメールの有名な絵を思い浮かべますが、あちらは真珠の耳飾りでファッションもトルコ風のターバンでしたね。今回は縦ロールを贅沢にあしらったESCリエです。縦ロールは扱いが難しいのでやや苦手ではあるのですが、ゴージャスな雰囲気は他のヘアスタイルでは出せませんね。それとこの子の写真を見返して気付いたのは前髪がやや長く、ともすればフォーカスが前髪に合焦してしまうことですね。まあカメラの絞り優先モードで絞り込んでしまえば前髪も目も被写界深度に収まるのですが、極至近距離の手持ち撮影なので仕方のないところでしょうか(笑)。

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やんごとなき姫君

姫君というからには姫カットであろう、と思った方は正解です(笑)。今回は黒髪・姫カットのESCリエの登場。左右対称のヘアスタイルでかなり整った顔立ちのリエです。え、リエの顔立ちはみんな同じじゃないかって?。そのとおり同じではあるのですが、彩色や髪型によって千変万化、変幻自在なのがリエの不思議なところ。ついでに言えば着用するドレスでも、顔立ちや生い立ち、社会背景まで異なってみえてしまうものなのですね。まあそのあたりがドール遊びの飽きない所以ではあるわけですが。しかしこの子、意外と赤が似合いますね。

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ピカソ展へ行ってきました!

パナソニック汐留美術館で開催中の「ピカソ/ひらめきの原点」へ行ってきました。展示のすべてがピカソの展覧会へ行ったのは多分初めてですね。イスラエル博物館所蔵の作品で、ピカソの表現の変遷を時系列かつシリーズ毎に系統立てて展示してあり見応えは十分。特にエッチングなどの版画作品が多かったのは思わぬ収穫でしたね。それと私は改めてキュビズムのフォルムの面白さに惹かれました。

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フォトジェニックな建物
 

ソバージュの海

どこが海なのか、それはこのリエのソバージュヘアが海藻みたいに見えるからです。などと言った途端にリエに睨まれてしまいました(笑)。それはさておき、久しぶりに出てきたちいさなおみせのリエ、かなりキリリとした引き締まった表情です。彩色は茶系でアイプリ以外は彩度が低め故に目力が突出しているように見えますね。しかし意地悪く見るとこのリエ、限りなく年齢不詳であります。そもそもリエは年齢不詳なところがありますが、このリエは見る人により年齢が違って見えるパラドキシャルな存在なのです。

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「桜餅」或いは新しいリエの保管法

ちょっと塩が効いた桜の葉で包まれた桜餅、おいしいですよね。私はいわゆるつぶつぶの残った「道明寺」が好きです。さて今回のリエはかなり昔のキャッスルリエです。茶色のソバージュヘアは短め、ピンクのドレスを着せるとなかなか甘い雰囲気です。思わず桜餅を連想してしまいました(笑)。確かこの個体はキャッスルの店頭在庫を買った記憶があります。さてヘッドだけで保管していたリエにボディを付けてディスプレイしてみました。スタンドがなくてもエレクターの棚の隙間に両足が入るので、ぎっしり詰めることで転倒も防ぐことが出来ました。次ページの最後に画像あり。しかし昔の素体は脚の部分がかなりベタついてますね。新しくするかどうかは今後の課題です。

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特別展「宝石」へ行ってきました!

上野の国立科学博物館で開催中の「宝石」展へ行ってきました。宝石と一口に行っても自然の鉱物を加工したものから、人工的に作り出された石まで様々ですが、そこは博物館だけあっていろんな切り口で楽しませてくれました。ただ会場が暗いのと写真撮影可なのでスムーズな見学とはいかなかったのが、ちょっと残念。平日の方がおすすめですね。しかし入り口近くにあった巨大なアメジストのドームの存在感ったら、地球って凄いですね。

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虹の向こう側

今回はかつてのキャッスルコレクションのリエ、デフォルトではストレートヘアですがこの個体はオプションのジグソバージュ仕上げとなっています。確かこのキャスコレはグリーンやパープルなどのレインボーカラーだったと思います。このピンク髪のリエは比較的大人しめなのでリエの壁の中でひっそりと隠れていたところ、今回の総ざらえで発掘しました(笑)。でもこのリエ良く見ると茶色の瞳でなかなか迫力があります。虹色の髪の毛の向こうを密かに睨んでいるかのようですね。

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リエの壁(笑)

久しぶりにリエの整理をしたので、自称リエの壁を撮影してみました。この機会にざっと数えてみたところ、約450体のリエが存在していることが判明。棚に入りきれないリエはヘッドのまま収納していますが、それが約100体ほどいます。このリエ達はキャッスルの素体があるので、そのうちボディに付けた状態で保管したいと思います。問題は場所とスタンドですね。実は他にもヘッドだけのシオンとキサラが数100体いるので、家人のエリーさん達も入れると我が家のドールは最早何体いるのか分からない状態です。恐ろしいですね(笑)。

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奇想のモード展へ行ってきました!

港区白金台の東京都庭園美術館で開催中の「奇想のモード展」へ行ってきました。サブタイトルには「装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」とあるように、古今東西のフェティッシュでデモーニッシュなモードが歴史を感じさせる展示室に所狭しと並んでいて壮観でした。洋館造りの本館は展示にはやや狭いものの、暗い情念に満ちた品々にはぴったりでしたね。新館の展示品は撮影可能でしたので、何点かアップしました。最後の部屋のブラックライトと配られた保護用フィルターを通して見るドレスの展示は、なかなか面白い試みでしたね。

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いよいよ新年度が

スタートしましたね。さて今回は久しぶりに登場のツインテールのリトファ・リエ、髪色的には濃いこげ茶ですがほぼ黒に見えます。アイプリはパープル系で濃いめの眉、髪色との対比で色白に見えますね。ハイコントラストの帰結として積極的な芯の強さが出ていて、ちょっとスカした感じすら受けます。長年リエと接していると、困り顔というよりもどちらかといえばしっかり者で気が強い感じを受けることが多いですね。私の中ではリエはひとつのジャンルであり、他のドールより独立した存在なのです。リエとの付き合いはかれこれ20年になりますが、未だに飽きません(笑)。

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