コンチェルト・グロッソ、つまり合奏協奏曲はオーケストラ全体が奏でる「リピエーノ」とヴァイオリンなどの独奏楽器「コンチェルティーノ」が交代しながら、めくるめく楽想を繰り広げるバロック時代に多く書かれた音楽の形式です。

梅雨の一日、日がなコンチェルトを聴いて過ごしたい・・・。キャスコレ13のリエを眺めているとそんな夢想が頭を通り過ぎます。バービーの赤いドレスとオレンジの髪。響きあう色彩と優雅に舞い踊るフォルム。それはまるで華麗なコンチェルト・グロッソのように思えてきます。












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